ギルド”リチェルカーレ”、獣使いと不幸な農民と共に神竜が前に立つ。
神竜戦の記録。神竜の行動とかに言及していたりもしますので、ご注意ください。

■現在のPT状況

・アルマトゥラ(ファランクス/モンク) Lv80→97
・スパーダ(パイレーツ/シノビ) Lv81→95
・リサッカ(モンク/シノビ) Lv82→96
・ベルサリオ(バリスタ/プリンス→ウォリアー) Lv80→99→72
・フォルテ(ゾディアック/バリスタ)  Lv81→97
・アルジェント(プリンス/モンク)  Lv81→95
・リザイア(ファーマー/シノビ)  Lv65→71
・ヒエン (シノビ/ゾディアック) Lv72→79
・セステッソ(アンドロ/ バリスタ) Lv65→69
・ステッラ(ゾディアック/ウォリアー) Lv71→78
・ラフィナート(プリンセス/ファランクス) Lv57→69
・トゥルビネ(バリスタ/ウォリアー) Lv75
諸君私は眼鏡バリスタが好きだ
ということでベルサリオがLv99に到達したので再Lv99を目指していっぺん引退。ついでに「父王と話をつけて正式に王位継承権を放棄した」と脳内設定を繰り広げてサブクラスをウォリアーに変更。チャージの火力の跳ね上がりっぷりがやばい……。単純に前陣や徹甲弾を連打するよりはTPが節約できるのも素晴らしい。あともののついでなので宝典狩りでパラメータALL99を目指そうかと思います。
トゥルビネはケセランパサラン狩りのため、急遽聞きかじりで用意したバインドカット要員のバリ/ウォリなのですが「バリスタで弩を使わないって何か大切な物を見ていない気がしますね」と温かいお言葉を頂いたりなんだりした。私も若干そう思います。
しかも聞きかじりを振り直していなかった結果、一部のサブメンバーよりもガンガンレベルが上がってきてしまってこのままLv99に到達するのではなかろうかと言わんばかりの勢いである。どうしよう他のサブメンバーも聞きかじらせようかないっそ。
次はフォルテあたり、Lv99に届きそうだな。

■エルダードラゴン戦(with ボーグマン&トーマ)

3竜を倒して解禁された、空中磁軸のエルダードラゴン戦。ハッキリ言って他の冒険者には何ら関係のない話ですが今までクエストで持ちもたれつした彼ら、何人かが助太刀しようと駆けつけてきたのです……!
……助太刀ない方がPT内で戦略固められる、とかは禁句です。今までのSQシリーズになかった、なんというか冒険者間の友情みたいな? なんかそういうのをビシバシ感じるだけでもこの戦闘に意義はあるのです。マジで。
ああでも参加NPCもレベルキャップ外れてるってことは3竜倒してるってことなので関係ないこともないのか? ……えっトーマ(※ファーマー)あたりなにをどうしたの。
閑話休題。
裏ボスとどっちが強いかは知りませんが、(頭)縛りを維持し続けないと確定で全滅するエルダードラゴン戦。「相手は死ぬ」なスーパーノヴァは頭縛りだけでも防げますが、腕を縛らないと前衛が崩れかねないダメージが出る、脚を縛らないとこちらのダメージが通りにくい……ということで、全縛りが入れられる状況でないとかなり厳しいのは確か。
そんなわけで、ボーグマンがそれなりの確率で全縛りを入れられる「オデの恩返し」を選択。本当はキリカゼさんと挑みたいのです……でも2回くらいhageてるからとりあえず先に勝てそうなあたりで挑みたかったんです……。
かつて、彼の獣の強さを証明するために共闘したボーグマン。
“リチェルカーレ”がエルダードラゴンと戦う、という噂を聞きつけた彼は、獣と一緒に駆けつけてきてくれたのでした――酒場にいたトーマを「盾くらいにはなる」と引き摺って。ボーグマンお前そのチョイスはちょっとすごいぞ(良い意味でも悪い意味でも
ちなみにボーグマンは、頭/腕/脚を全て縛ることが可能で、縛りが必要ないときはドラミングやビーストロアによる弱化による支援を入れてくれます。また彼の呼んだ獣はカバーリングも行ってくれる……と至れり尽くせりの大活躍。一方トーマはメディカやアムリタで地味ーに支援してくれます。パーティヒールで追いつかない単体回復をメディカで回復してくれるので便利と言えば便利。ただアムリタIIは途中 (今回挑んだときは50Tくらいだったか……?) で尽きるのかあまり使わなくなるので、頼りすぎるのは危険。たまに種も撒きますが成功率は低め、というかボーグマンがピンポイントで封じ入れてるものなあ……。
ボーグマンのおかげで縛りがほぼ完璧のため、求められるのは
・頭縛り要員(ボーグマンがいるとは言え、万が一頭縛りが入らないと確定で死ぬため)
・ダメージ要員(長期戦になればなるだけ、縛り失敗の可能性は出てくるため)
・回復要員(だって死ぬし)
の3名。トーマとボーグマンは2人とも前衛に出せるほどの耐久力はないため、下記メンバーで挑むことに。
・スパーダ
言わずと知れたハンギング。防御に不安は残るけれどもHPブーストLv10でHP600を突破しているので、集中砲火を食らわない限りはなんとか耐える。頭縛り中はミリオンスラストでダメージを伸ばせ、トリックスター&軽業でそれなりの継戦能力を持つのも良。
・リサッカ
ボス戦になると常にパーティヒールの装置になっている気がする。
・セステッソ
前衛に立てるアタッカー。ダメージだけならジャイアントキルがある分ベルサリオの方が優秀だけれど(前陣)、エルダー戦でバリスタ前衛とか無理。一方でセステッソはレベルこそ大幅に低いものの、HPブーストで上げたHPに元々の防御力、加えロケットジャンプとロケット頭突きで脚と頭を縛っておけば前陣Lv10をそれなりに連打可能とかなり安定した前衛アタッカー。アイテムでの補給を必要としない分、継戦能力だけならスパーダに勝るとも劣らない。時に前陣アンドロは頭部から砲台が出てきていると思えばカッコいいのかと思ったけれど眼鏡アンドロなので微妙にギャグですねこれ。
リミットは防御に不安のあるスパーダに決死の覚悟、滅多なことで一撃死には至らないと思われるセステッソとリサッカには防御陣形。アイテムはアムリタIIIを10個買い込んで、イザユケ古代竜戦。
あとは相手の様子を見ながらの超長期戦。スパーダは頭縛りが入っていなければハンギング、入っていればミリオンスラストでひたすらダメージを重ね、リサッカはパーティヒールで全体のHPを維持。セステッソは頭と足を縛って前陣迫撃砲術、TPが尽きた場合はヘビーショットか、スパーダ・リサッカ・ボーグマンのTPの様子を見てアムリタIIIを使用。範囲攻撃はパーティヒールで持ち直し可能、碧雷閃は防御陣形なしの時に直撃すると一撃死モノなのだけれどリアルラックが味方してスパーダが避ける避ける。それでもたまにスパーダが防御陣形と腕縛りが入ってない攻撃で死ぬも、セステッソがネクタルを使用して復活を繰り返し……そして70ターンを優に越える気の遠くなるような長い戦いの末、ついにエルダードラゴンを打ち倒すことに成功するのでした。
SQ3_エルダー撃破
撃破時レベルはLv65-84。しかし手間の割りに経験値効率の悪い……。

「それ、本当か、トーマ」
「カカッ! 逆に聞くがボーグマン、今まで俺が嘘を掴ませたことがあったか? デザートのヤツも似たような事を言ってたし、まずガセってこたあぉぐふ」
 それは酒場ではよくある風景であった。ギルドこそ違えど冒険者同士、「羽ばたく蝶亭」での情報交換には余念がない。変わった装飾を身につけた男が、酒を片手に随分出来上がっている様子の冒険家の腹におもむろに一撃を入れたところで、それすらも酒場では散見される光景である。しかも彼らは知らない仲でもない。強いて言うなら酒に肴を詰め込んだ胃袋に一撃を加えるのはちょっと酷だよなあと回りの常連客が顔を見合わせた程度であった。
 何かを堪える様子でトーマがうずくまっているのをひょいと肩に抱え上げたボーグマンは、そのまま酒場の端で卓を囲んでいる冒険者一行へとその足を向ける。眼鏡の射手がギルドマスターを務め、破竹の勢いで迷宮を踏破しようとしている冒険者ギルド……。
「”リチェルカーレ”。オデ、お前ら、手伝う」
『…………は?』
 彼らの夕食カキフライ争奪戦は、ボーグマンの過程の見えない結論により一時中断となった。
 ***
 ボーグマンの断片的な話を繋ぎ合わせるに、どうも彼は「エルダードラゴンの試練に手を貸す」と言いたいようであった。風の噂で”リチェルカーレ”が強敵に挑むらしいと聞いた彼は、そのあたりの噂話に詳しそうなトーマに情報量として酒を一杯奢りつつ、古代竜に遠からず戦いを挑むのではないかという情報を手に入れたらしい。かつて”リチェルカーレ”に船を出してもらった恩義を思い出した彼は、今度は自分が手伝う番だと立ち上がったらしい。
 ベルサリオはエールを煽って、酒場のママに次の一杯を叫ぶ。片言の応答が威勢良く返ってきたところで、トーマを指さす。
「で、それは何だ」
「トーマだ」
「……ああ、うん、その、すまん聞き方が悪かった。なんでトーマを抱えてるんだ?」
「盾くらいにはなる」
「…………。そ、そうか」
 肯定、憐憫、諦め、困惑――何やらいろいろと複雑そうな表情をトーマに向けて、それから心底助けを求めるように周囲に視線を巡らすベルサリオ。どうしようコイツ微妙に会話が別次元。決して短くない期間、樹海で苦楽を共にした仲間達は彼に優しい微笑みを向け、うなずく。がんばれ、リーダー。ベルサリオがぎしりと奥歯を噛む音。酒場のママが酒を新しいエールを持ってくる。マア、頑張れヨリーダー殿、とにこにこ笑っている。
「お前らこんな時だけリーダー扱いしやがってこの……ッ」
 回りの仲間に聞こえるか聞こえないかの小さな声で呻きながら、それでも一応リーダーの勤めとしてボーグマンの申し出を脳内で検討する。以前フォルテが文献で調べた限りでは、エルダードラゴンはまだ挑むには実力が及ぶか疑わしく、様子を見たい相手であったはずだ。ただボーグマンの従える獣はどれも優秀であり組んでもらえるのであればこれ以上のことはない。ただしトーマはよく分からない……。
 ベルサリオが黙りこくったのを、ボーグマンはどうも彼らが納得したものと理解したらしい。彼はぐるりと”リチェルカーレ”の一同を見回すと、おもむろに右手でスパーダの、左手でリサッカの手を引いた。きょとんとする一同、困惑した様子の二人。
「へ、……へっ?」
 スパーダがかくんかくんと首を動かしてボーグマンの顔と右手を交互に見やり、
「え、待って、何何何、何なの」
 リサッカが若干引きつった笑顔のまま、引かれるがままに椅子から立ち上がった。
「準備。早く」
 なにをのんびりとしているのか、と言わんばかりのボーグマン。トーマを担いでいた時点で様子がおかしかったのではあるが、どうも今すぐにでもエルダードラゴンの元に向かうつもりであるようだった。あまりにボーグマンに迷いがなさ過ぎて返答に詰まる一同、何がおかしいのかと首をかしげるボーグマン。……しばらくの沈黙の後にボーグマンがああと呟いた。そしてフォルテを指さした。
「柔らかい」
「やわらか……? ……ああ。防御力の話をしているのなら、そうね」
 どうもボーグマンは「何故スパーダとリサッカなのか」ということに答えようとしているようであった。指さされたフォルテは意味の分からない指摘に一瞬眉をひそめるも、すぐにボーグマンの言わんとしていることを理解して頷いた。頷いたついでに飲みかけのジュースが氷でかなり薄くなっていることに気がついて、手を伸ばした。
 次にボーグマンは指をその横に座るベルサリオに向け、
「もっと柔らかい」
「否定はしねえよ」
 さっき仲間に調子よく扱われてからあまり機嫌が宜しくないらしい。ベルサリオは憮然とした返答を返し、煙草を取り出し火を付けた。
「攻撃力がない」
「まあな」
 ボーグマンはさらに指をスライドさせ、アルマトゥラを指さす。ボーグマンに駄目を出されることは予想の範疇、適当な返事を返したアルマトゥラはここぞとばかりに誰も手を付けていなかったカキフライを大量に自分の目の前の取り皿に盛っている最中であった。
 最後にアルジェントに顔だけ向け、ボーグマンは首を傾げる。
「誰?」
「ひどい」
 そもそも初対面だった。
 アルジェントがどうせ僕なんてとマイナス向きのオーラを撒き散らすのを意に介した様子もなく、ボーグマンはスパーダとリサッカに視線を戻した。それに、と言葉を続ける。
「お前。古代竜の口を縛れる。お前、傷を治せる。だから、行くぞ」
 一応ボーグマンなりにいろいろ考えてはいるらしい。ぶつぶつと自身の存在意義を自問自答する約一名を除いて、ボーグマンが2人を選んだことに理由に対して誰も異論を唱えるつもりはないようだった。異論がなければこのまま連れて行かれるんじゃないかと、スパーダとリサッカが助けを請うようにリーダーに視線を向ける。ベルサリオは溜息と共に煙を吐き出す。
「……まあ落ち着けよボーグマン。何も今すぐ船を出すことはないだろう。俺たちも今日すぐに挑みに行こうと思ってなかったからな、まだ準備もしてなくてな」
 それを聞いたボーグマンは若干不満そうな顔を見せ、そして肩に担いだままのトーマを軽く睨みつけた。トーマに特に非はないが、まだ唸っているだけなので特に問題はない。リーダーであるところのベルサリオがNoを出すからにはボーグマンも無理強いは出来ないだろう……リサッカがぶんぶんと首を縦に振りながら、感極まった声で言う。
「べ、ベル……! そうだよね、今すぐとか無理だよね! 普段どんだけリーダーぽくなくてもやっぱりリーダーだもんね、見直したよ! 叩かれればふらふらになるわ魔法を食らえば倒れるわ攻撃する前に麻痺するわ、最近は唯一の取り柄の火力も伸び悩みでどっこもリーダーらしくないグダグダっぷりだけどさすが腐ってもリー ……あっ」
 人間、感動すると素直な本音が出てくるらしい。素直な本音をひとしきり垂れ流すリサッカがベルサリオの笑顔に気がついて慌てて口を塞いだ。横で何を言っているんだお前はと言わんばかりに呆然とした顔のスパーダ、やれやれと首を振るフォルテにカキフライを頬張るアルマトゥラ、まだ自分の殻に閉じこもっているアルジェント……。
「……ああ、思い出した。宿屋の預かり所に、必要そうなアイテムを買い込んでおいたから割と準備出来てるな。セスが宿屋で待機してるから、どのアイテムか聞いて持ってってくれ。あとついでにセスも連れてってっといてくれ」
「預かり所。分かった」
「ふえええええ!?」
「リサッカてめえええええ!?」
 ボーグマンの声は若干嬉しそうだ。一方で悲鳴をあげるリサッカとスパーダ。そのままずるずると引き摺られていく2人を、死ぬなよーと手を振りながら見送るベルサリオに、立ち直ったらしいアルジェントが非難げな目を向ける。
「なんであんな……無事って保証もないでしょう?」
 ベルサリオは肩を竦める。視界の端にフォルテが映り、彼女もアルジェントと似たような厳しい視線を向けているのに気がついてぽりぽりと頬を掻く。随分小さくなった煙草を灰皿に押しつける。
「まあ……な。確かに無事って保証はないが」
「ならどうして!?」
「目があるからだよ。それ以外に何がある」
 言いながら、次に言うべき事を整理する。アルマトゥラのカキフライ消費量が実に気になるところではあるのだが、たぶんそこでカキフライに手を伸ばすとアルジェントがまた叫ぶので若干の自制を働かせる。
「……古代竜の口を縛れるスパーダに、回復できるリサッカ。アイツらは古代竜と戦うのに外せない。古代竜の体力を考えるともう一人攻撃力のあるヤツを連れていきたいが、さっきボーグマンも言ってただろ? 俺やフォルテは古代竜の攻撃に耐えられない、たぶんな。それ以外で有効な攻撃が出来そうなのはセスだろうが……オーバーヒート気味だったからこの間ちょっとメンテ入れた。お前も見てたろうに。まあそのお陰で攻撃力は落ちたが必要な程度は出せるだろ。……口を封じ続けなければ勝てない、んで口を封じるのに運が絡む以上、いつ挑むにしてもある程度の運には頼らざるを得ない。回復さえ絶やさなければ、基本的にはアイツら古代竜の攻撃も耐えられることを考えると勝ち負けは完全に運の話でしかないんだよ。それなのであれば今挑んでも1年後挑んでも同じ、むしろその運の部分を最大限に補ってくれそうなヤツが乗り気なんであればそれに乗った方が良いと思ったんだが」
 そこまで一気に喋って、ベルサリオはまだ口を付けていないエールを煽った。アルジェントはぽかんとした表情ですべてをちゃんと聞いていたかは怪しいし、フォルテはまだ何か言いたそうだが、とりあえずこれ以上は聞かれてから答えれば良いだろうとカキフライの山に手を伸ばす。
「……ベルは言葉が足りない」
 不意にフォルテが呟いた。
「ん? ほうは?」
「食べてから喋る」
「そうか? 俺、今『それぞれ出来ることを、可能な限り出来そうなメンバーでやるしかないだろ』ってことをすげえそれらしく言っただけなんだが」
「足りない」
 それを先に説明しておけば、納得するしないは別にしろ、あんなに2人が大慌てすることもなかっただろうに。
 もう少し何か釘を刺しておくべきなのだろうかと思いつつ大皿に目を向けたフォルテは、カキフライの残量が随分少なくなっていることに気付き、思い出してから文句を言えばいいかと思い直したかのように第二次カキフライ争奪戦に参戦したのであった。

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